ご家族の扶養に入っている方が対象になる年収の壁。
扶養に入っていると税金(所得税・住民税)・健康保険・年金(第3号被保険者のみ)が免除されます。
年収の壁の代表例2つをご紹介します。
1つ目は、103万円の壁
103万円以上の収入があると税金が免除されなくなります。
2つ目は、130万円の壁
130万円以上の収入があると税金・健康保険・年金すべてが自己負担になります。
事業所の人数により、年収の壁が狭まっている会社もあります。
ことし令和5年10月20日
政府が「年収の壁・支援強化パッケージ」を開始しました。
目次
概要
人手不足への対応が急務となる中で、短時間労働者が「年収の壁」を意識せずに働くことができる環境づくりを支援
条件
年収の壁を上回ったとき
事業主が一時的だと証明する
・・・
時間給=大切な時間
時間を大切に使うために扶養の範囲内でおさめている方が多いのではないでしょうか。
家族のために、時間に追われたくない、など。
大人の一時間て、とても大切です
厚生年金の注意点(もしも・・・)
将来の年金額は確かに増えます。
しかし、注意が必要な点があります。
それは、もしも扶養されていた配偶者に先立たれたとき。
年金の受給を開始すると
自分の厚生年金と、配偶者の遺族厚生年金は100%併給できません。
以下の3つから選択するしかないのです。
※老齢厚生年金が将来受け取る厚生年金です。
選択肢 | もらえない年金 |
①遺族厚生年金+ 基礎老齢年金 | 老齢厚生年金 |
②老齢厚生年金+ 老齢基礎年金 | 遺族厚生年金 |
③遺族厚生年金の2/3+老齢厚生年金の1/2+基礎老齢年金 | 遺族厚生年金の1/3、老齢厚生年金の1/2 |
せっかく働いて年金を納めたのに
もしもこの境遇になった場合
受け取れない選択肢もあるんです。
まとめ
もしもの時も考えておくのは、将来の備えになると思います。
健康寿命というのは、私も常日頃から気をつけています。
読んでいただきありがとうございました
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