本日も検診・イオンオーナーズカードで映画鑑賞

こんばんは。

今月4院目、乳がん検診に行ってきました。
人間ドックで再検査になってからお世話になっています。

結果は問題ないのですが
検査上では、再検査の状態なのだそうです。

ということで、また来年もお世話になります。
保険診療していただけるのでありがたい。

クリニックの近くに映画館があり
しかもイオンシネマだったので
イオンオーナーズカードを使って映画鑑賞をしてきました

本当に千円で観れました。
ポップコーンとドリンクサービスは2024年2月末に終了していました。

「ウィキッド」を観たかったのですが間に合わず
「アノーラ」を観ました。

検診後のちょうどいい時間だったので選んだのですが
こちらの作品、アカデミー賞作品でした。

ロマンスコメディ、と書かれていましたが
劇場内で笑い声がでることはなく
でも心の中で笑える場面が散りばめられていました。

エスコート嬢(ストリッパー)と大富豪の御曹司の恋物語?

ヒロインのアノーラが
自分の気持ちを、声を大にして叫ぶんです。
自分が黙っていることが多いせいか
鑑賞後の頭スッキリ感が凄かったです。

わたる世間は黙っている方がよっぽどうまく渡れますからね。

女性としては、アノーラの抜群のプロポーションにうっとり。
風刺もけっこう入っていたし
展開も早い、周りのキャストの人柄も素敵。
みんな一生懸命生きているところが個人的にはよかったです。

冒頭は、ポルノ映画かと思いましたけど・・笑

読んでいただきありがとうございました

病院について・処方薬・市販薬・医療費控除

こんばんは。

今日は休みをいただいて病院をハシゴしました。
最近、処方薬の価格が安く医師の負担が重くなっているから
重症でない場合は、あまり病院に行かない方がよいと示唆する内容の記事を読みました。

感じることがありますので
お話したいと思います。

富裕層は病院によく行く

私の近くの超富裕層の方は、よく行くなんてものではなく
ほぼ毎日のように病院に行きます。

病院によく行く割に、元気で回復力も高いんです。

私が株を始めたのも、この方の影響なのですが
気づいたら今月5院も病院の予約をとっていました。

処方薬<市販薬

処方薬は、本当に安いです。
市販薬の半値以下です。
ただ、処方箋を出していただく為の診察費が掛かるので
トータルで考えると金額自体は何方もどっち。

ただ、大きな違いがあるのは確かなんです。

医療費控除

病院で診察していただいて、処方薬を買う。
この費用は、すべて医療費控除の対象になります。
交通費も対象。
※条件あり

病院に行かず、市販薬を自分の判断で買う
この費用は、医療費控除の対象になりません。

セルフメディケーション税制
12,000円以上の対象医薬品購入の場合、確定申告で税控除できるが、医療費控除との併用は不可

保険適用の恩恵

病院に行くことは、あまり好きではありませんでした。
母が医者嫌いだった影響もあるかと思いますが
ドラッグストアで市販薬を買うのが私の処置でした。

しかし、社会保険を知ると
保険適用で自分が恩恵にあずかっていることがわかりました。

病院の会計で3千円と言われて、「高いな」と思っていたものが
実は1万円が3千円だったと知ると「安いな」となるわけです。

そして、確定申告で一定金額に達していれば
その分を所得控除していただいて税金が還付されるんです。

自分に合う病院を探す

かかりつけ医になっていただいている病院は
電車を乗り継いで行っています。

残念ながら、ご近所の病院は合いませんでした。
相性もあるかと思います。

交通費も医療費控除に含めて良いそうなので
ストレスなく行ける病院が良いと思います。

病院のDX化が進んでいる

予約するとスムーズに診察が受けられるようになっています。

実際、待ち時間に怒ったカスタマーハラスメントを目の当たりにしたことがあります。
医師も好きで待たせているわけではないんですけどね。
的確な診察をしてくださる医師には患者が集まりますから
流れが緩和されるシステム導入は良いと思います。

年に一度は検診を

不調がなくとも、40歳を過ぎたら定期検診は大事です。
自覚症状のない病気もあります。
ステージ1で見つけられる医療の進歩にあやからないのは勿体無いことです。

これが老後も続くのかと思うと
うーん、、、となりますが。。。

読んでいただきありがとうございました

人間ドックを受けました

こんばんは。

今日は、人間ドックでした。
ざっと、振り返りたいと思います。

土曜日は女性が少ない

毎年平日に有給で行っていたのですが
今年は、婦人科のガン検診も2院まわらないといけないので
土曜日にしました。

男性が圧倒的に多かったです。
なんだか女性は平日休めるけど
男性は平日休めない社会的背景を感じてしまいました。

大人気・内視鏡検査

一通りの検査は一時間ほどで済むのですが
内視鏡検査は、受ける人が多くて一人に時間が掛かるので待ちました。

鎮痛剤は、年末に予約がいっぱいになってしまうそうで
私は経口麻酔を。

去年は、経鼻麻酔にしたものの花粉症で鼻詰まりしていたので
経口に変更し、オエッ、唾液、涙でした。
はじめから経口麻酔だと、オエッは数回、唾液は出ましたが
涙は出ませんでした。

ただ、経口麻酔は一時間飲食ができないので
帰りにスタバに寄ることはできませんでした。
(たまーに行こうとするとこうなります)

調べなきゃ損!健康保険から補助25,000円

私は健康保険組合の被保険者です。

調べてみると提携病院で受診すれば
健康診断は自己負担3千円
人間ドックは健保組合から2万5千円も補助が出ることがわかりました。
(※人間ドックは40歳以上標準月額20万円以上が条件)

それまでは巡回検診でした。
雑居ビルが会場で
バスの中でレントゲンや心電図の検査を受けて
ここの結果で本当に大丈夫なの?と不安しかありませんでした。

自身の健康保険についてしっかり調べてみると
アップデートされていることが見つかるかもしれません。

保養所があったり
割引サービスなども充実させている場合も。

体重が増えていなかった結果

飲食可能になってからの食欲が止まりませんでした。

ずーっと食べたかった成城石井のコーヒーゼリーをいただきました

雑誌で紹介されていたメガロスのプロテインコーヒーも気になります。
タンパク質を取れるそうです。

最近とても感じるのは
心と身体が健康であることの重要性。
気は重いですが、年に一度これからも続けていきたいと思います。

読んでいただきありがとうございました

年間医療費2024

本日もお疲れ様です。

健康保険から、昨年の年間医療費のお知らせが届きました。
1月から11月まで。
12月は間に合わないようです。

備忘録として記録したいと思います。

年間医療費

総 額組合負担本人負担
197,810138,46759,343

総額の内訳

歯医者117,370
婦人科39,350
乳腺クリニック12,040
眼科6,420
薬代22,630

本人負担割合は3割を切る

本人負担を3割として計算すると
実際の本人負担は、少なめです。

点数ごとに計算され
端数を四捨五入し、組合負担にしてもらえているようです。

3割と言われつつも、実際は3割払っていないという現実。

再検査は保険診療という恩恵

健診結果の「再検査」項目はショックですが
手厚い検査が保険診療になります。

私は乳腺クリニックと婦人科がそれです。
異常ない人の方が少ないので
再検査になったら、毎年必ず通うのがベスト。

健康組合がチェックに厳しい理由

私は昨年約14万円も組合に負担していただきました。
ありがたい!

年間に納めた保険料よりは、さすがに少ないですが
けっこう使った感はあります。

ある社員が整骨院に通ったとき
「マッサージだったら、保険診療外」と確認の電話がありました。
不調で通っていたので大丈夫でしたが・・・

使えば使うほどお得なサブスクみたいです。

医者嫌いな母

私の母は、コロナワクチンを一度も打ちませんでした。
聞いたのはコロナ終焉の頃。
「あたし0回」と。重度のアレルギー持ちなので打つ方が怖かったそう。

それとは対照的に、父はワクチンを7回打っていました。

どちらかに合わせるとか、ないみたいです。
ただ、医療費は使う人と使わない人でちょうどよくなってそうな・・・

読んでいただきありがとうございました



夫婦間の相続税&贈与税、遺族年金は受給開始年齢過ぎると選択制

こんばんは。

YouTubeの登録チャンネルは主にマネー系です。
私の中で、とっても参考になっているチャンネルをご紹介しながら
現実の問題について考えたいと思います。

脱・税理士スガワラくん

税理士という職業を武器に
身近な問題を、とってもわかりやすく解説してくれるチャンネルです。

毎日動画をupしてくれるので
帰宅したら視聴しています。

夫婦の相続税・贈与税について

つい最近、スガワラくんが話してくれた内容で
ドキっとしました。

専業主婦が、夫から受け取ったお金を
へそくりして、年間110万円以上貯めたら贈与、相続税の対象になってしまうと。

確かにそうなんです。
驚きました。
40年、120万円をへそくり貯金していたら
総額4800万円!

スガワラくんのアドバイスは
110万円にすればいいとのことでした。

たしかに、非課税枠年間110万円ですからね。
まさかの・・夫婦間へそくりで発生するなんて・・・
勉強になりました。

遺族年金について

遺族年金とは、稼ぎ頭を失い
その家計をたすけるために設立されたもの。
年金受給前の年齢でしたら、問題ない制度なのですが・・

年金受給者になってしまうと
遺族年金の4分の3か、自分の厚生年金かを選ぶことになります。

どちらも受け取れないのが今の年金制度なんです。

いま主婦層に厚生年金加入を促していますが
さてさて、国にとって都合が良くて
国民にとってはひどい制度は残ったままですが。

これに限らず、
一部しか制度改正しないので、悪しき制度が残っています。

私の年金リテラシーの勉強は続くのでした。

読んでいただきありがとうございました

106万円の壁について

こんばんは。

社会保険適用促進は助成金から始まり
ついに法改正に動きました。

決定事項なので
私のわかる範囲でお話しさせていただきたいと思います。

週20時間以上

労働時間ですね。

一ヶ月10万円稼ごうとすると
週20時間ほどになります。

この方々が対象になります。

従業員数によって壁が違う

会社の従業員数が
101人以上⇨106万円の壁

100人以下⇨130万円の壁

大企業は、壁が低いので社会保険加入を促されます。

令和5年10月から2年間助成金で様子見

いきなり法改正するのは反発されるので
国は2年間、協力した会社には助成金を出しています。※要申請

キャリアアップ助成金 社会保険適用時処遇改善コース

全然浸透しませんでしたが・・

それもそのはず
賃金を1年目で15%upさせたり
6ヶ月ごとに申請させたり
企業は賃上げ&社会保険料負担、おまけに手間までかけさせられていました。

月額賃金10万円だったら

厚生年金 19,032円
健康保険 10,420円(40歳以上は12,084円)

計31,116円

事業主と折半なので、÷2すると
個人負担は、約15,558円

10万円稼いだとして
社会保険料が引かれると手取りは84,442円

さらに所得税、住民税、雇用保険も考慮すると
82,000円〜83,000円くらいでしょうか。

働き控え

週19時間に抑えるなど、結局抜け道が発生するんですね。

また、企業も100人以下の子会社所属にして
出向扱いで働いてもらうこともできます。

なかなか難しいんじゃないかな、と思います。

こういうことも、何が正解なのかはわからないです。
最近は、金融リテラシーを上げるべく
メディアが盛んに特集してくれていますが
社会保険も全員が理解できる世の中になってくれることを願います。

読んでいただきありがとうございました

私の老後の備え・仕事・貯蓄・投資・年金・保険

本日もお疲れ様です。

今月9月27日(金)
新しい総理大臣が選出されます。

次期内閣では、何を改革されるのでしょうか。
個人的には興味のある部分です。

現政権の岸田内閣といえば、新NISAを改革しました。

元銀行員の岸田氏。
こんなに金融改革を進めるとは思いませんでした。

貯蓄から投資へ日本国内が動いているように見えますが
実際に動いているのは一部。

なので、投資にシフトしている私は
いまだに淡々と独り投資を加速しています。

アウトプットは、こちらのブログだけ。
お金の話は、いまだにタブーな世の中です。

仕事について

博打的な投資をしていないので、私の投資で得られる利益は到底就労収入には敵いません。

現時点では、ボケ防止・健康対策も考えて70歳まで働く気でいます。

ずっと60歳で退職する気でいましたが、50歳近くになると仕事量は減り、遊ぶ相手も厳選され、気を遣う頻度も減り、疲労も減って生活リズムが整うので会社に行くことで過ごしやすくなっています。

20代から40代初めまでは、女性ホルモンが活発なので周りとの調和で疲れてしまっていました。

定年年齢の引き上げ・60歳⇨65歳
年金受給の引き上げ・60歳⇨65歳

最低でも65歳までは働かないと経済的な余裕が難しい世の中にシフトしています

貯蓄

会社の財形制度を使って、給料では1/4、賞与では1/2 天引き前に控除して貯蓄しています。

昇給があった場合には、都度財形金額を引き上げ手取りを常に一定にします。

稼ぐ力が高まるのは良いことですが、打算し失敗することがないようにしたい思いからです。

財形(メガバンク)はある程度貯まったら、ネット銀行に移行します。銀行法により、メガバンクもネット銀も預金の保護は同等だからです。

投資

新NISAの積立投資は、年間の限度額をフル利用。

長期投資で恩恵を受けるための期間が少ないので、フル利用するのがベストと考えるからです。

手数料の少ないインデックス投資です。

日本の個別株も運用。今年のNISA枠は既に使い切っているのですが、私のようにダブルインカムを狙う人は特定口座(税率20.315%)のほうが動かしやすいかな、と感じています。個別株は、いまだに変動が激しいので、上がった時に売り逃げし、下がった時に買い戻す方法で十分利益が出せる状況が変わらないからです。日経平均が上昇したので中長期目線に切り替えましたが、あまりにも動きが激しいので中短期に戻そうかな、と。理論上は中長期ですが、現実は中短期・・・。米国株に引っ張られる割に動き方はギャンブル。。面白いには面白いけど、早く落ち着いてほしいものです。

年金

厚生年金満額納付(40年納付)を目指して就労中です。

20歳から働き始め、もうすぐ50歳。

現時点で、私は3年ほど厚生年金の納付期間が足りません。

こんなに働いているのに、満額まで10年以上かかります。

このまま働き続ければ64歳のときには、40年の満額納付を達成できますので頑張ります。満額でなければ、あとは割引かれるだけなんです。あと10数年・・・

厚生年金に加入しても、65歳時点で10年の納付期間がないと受給できません。

保険

終身の医療保険と、こくみん共済に加入しています。

年間75,000円くらいです。

利用したのはコロナに罹患したときだけ。必要か不要かは不明です。。

結び付き

美味しい食事を一緒にできる人は、いたほうがよいと思います。

読んでいただきありがとうございました

年金制度改正・パートらの厚生年金加入・年金満額40年の注意点

今年は5年に一度の年金制度見直しの年。

2024年7月3日「財政検証」が発表されました。

年金は、誰もが受け取れるものだと思っていたのですが
受給資格には納付期間が必要で、その期間も思っていたより長いんですね。

個人的には、働く男性有利の制度で
きっとこの制度作ったのも男性なんだろうなぁと感じています。

年金受給資格

平成29(2017)年7月31日までは25年間納付しないと受給資格がなかったんです。

つい最近ではないですか・・・

それ以降の平成29年8月1日からは10年間納付に変更されました。

満額が40年なので10年納付しても
1/4で計算されます。詳細は次の章をご覧ください

国民年金(基礎年金)受給額

満額は40年間納付です。

2024年4月分(6月14日支払分)の概ねの受給額となります。
※昭和31年4月2日以降生まれ

年金受給額は、時代によって変化します。

納付期間基礎年金受給額(概ね)
40年間68,000円
30年間51,000円
20年間34,000円
10年間17,000円

第3号被保険者の歴史

1985年に制定された第3号被保険者

会社員の配偶者が扶養に入ると国民年金を納めていると見なされる制度です。
(実際には納めていません)

今から約40年前なので、私が生まれた時にはなかった制度なんです。

社会保障の定義は、一人一人が被保険者なんですけどね。

昔は、夫婦で一人のような感覚で制度が作られていました。

こういう歴史が、今の不安定を作っている気がします。

パートさんの厚生年金加入推奨の注意点

年金増えます って言ってるように私には聞こえるのですが果たして本当にそうなのでしょうか?

条件
・週の労働時間が20時間以上
・月額賃金が8.8万円以上

従業員数101人以上の事業所だったのが
今年10月から5人以上に適用されます。

130万人程度が加入対象と推定されています。

年金だけでなく、健康保険、雇用保険も負担することになります。
全てに加入メリットはありますが、年金以外は使うか使わないかわからない保険と同じ
もしもの時のためのものを負担することになります。

財政検証の家庭モデルが現実離れしていて泣けた

財政検証の目玉は所得代替率です。

今回の所得代替率は61.2%でした。

検証するための家庭モデル(収入)に対する年金の率を出すんです。

家庭モデル
⇨夫がサラリーマンで、妻が専業主婦(第3号被保険者)

夫の平均手取り収入額37万円
※手取りなので、総支給額は47〜50万円

こんな高給取りをモデルにするってどういうことなんでしょう・・・

このモデルで計算しますと

夫婦二人の基礎年金 ¥134,000
夫の厚生年金 ¥92,000
計¥226,000

年金¥226,000÷今の手取り¥370,000=61.2%

手取り×61.2%=年金

この率は40年満額想定なので、40年未満ですと更に低い数値となります。

老後2000万円不足問題は前回2019年検証だった

あれから5年。

前回大騒ぎになってしまったので、今回の検証は慎重に発表されたと感じています。

ツッコミどころ満載の財政検証だと思いますが
インターネットを通じて、様々な検証資料が一般公開されているのは
たいへん素晴らしい発展です。

インターネットがなかったら
きっと私が資料に触れることはないでしょうし
新聞の記事止まりだったと思います。

今の時代に、まだ現役を過ごせているのは大変運がいいことです。

まわりクド過ぎる閲覧作業

様々な資料が一般公開されているのはありがたいのですが
見たい資料に行き着くまでの道のりが長いんです。

一例を挙げます。

年金加入者推移を見るまで

厚生労働省ホームページ
⇨政策について
⇨分野別の政策一覧
⇨年金
⇨年金・日本年金機構関係
⇨統計情報

ようやく「国民年金の加入・納付状況」です

第3号被保険者は減少し、厚生年金加入者が増加していました。

見送られた改革案

満額40年を45年に延長する案は、見送られました。

40年納めるのって、とっても大変なことだと思うのですが
これを更に5年も延ばすって意味がわからないです。

満額も増額するということでしたが、受給者の人数考えるとわずかと想像します。

リカレント教育を受講していると将来の不安は減るらしい

リカレント教育というのは、大人の学び直しです。

D X、SDGs、など横文字増えてきましたが
「もう歳だから・・・」と言ってる場合ではなくて
何歳でも学ぶ大人が今の流行りです。

これも良い時代になったなぁと思います。

知識が多いのは、生きていく上でとても大切で
学ぶ人ほど生きやすくなると思います。

年金について考える重要性

いざ、受給するときまで想像だけで過ごしてしまうのは危険です。

政府は、インターネット上で資料の一般公開をしていますので
実態を知ることができます。

今年初めて閲覧した私が言うのも恐縮な話ですが・・・

読んでいただきありがとうございました

賞与明細の見方・徹底解説

賞与の手取りが、どうしてこうなるのかを解明したところ
思わぬ発見がありました。

どれだけ複雑にわかりにくく構成されているか
また、会社に負担してもらっていることもわかりました。

例をつくりましたので、ご自身の金額で計算してみれば納得できるはずです。

東京都の会社に勤めている会社員(扶養なし)で
前月の給料20万円の人が賞与333,333円を受け取った場合を解説していきます。

 賞与明細

賞与総額(総収入)333,333円
①健康保険-16,650円
②介護保険(40歳以上)-3,030円
③厚生年金-30,470円
④雇用保険-2,000円
⑤所得税-11,483円
差引支給額(手取り)269,700円

賞与総額-①-②-③-④-⑤=差引支給額

 ①健康保険

健康保険は保険証の発行先に納めます。
大きく分けて2つ。
各種健康保険組合か、協会けんぽです。

ご自身の保険証に記載されている発行先を調べれば保険料率はすぐわかります。

協会けんぽで解説します。

16,650円の算出方法

計算の基となる数字333,000円(千円未満切捨て)
保険料率10%

333,000円×10%=33,300円

事業主と本人で折半します。

33,300÷2=16,650円

事業主負担16,650円
本人負担16,650円

 ②介護保険(40歳以上)

介護保険も納め先は健康保険と同じです。

なので、協会けんぽになります。

3,030円の算出方法

計算の基礎となる数字333,000円(千円未満切捨て)
保険料率1.82%

333,000円×1.82%=6,060円

事業主と本人で折半します。

6,060÷2=3,030円

事業主負担3,030円
本人負担3,030円

 ③厚生年金

厚生年金は公的年金なので、保険料率は一律です。
納め先は日本年金機構です。

30,470円の算出方法

計算の基礎となる数字333,000円(千円未満切捨て)
保険料率18.3%

333,000円×18.3%=60,940円

事業主と本人で折半します。

60,940÷2=30,470円

事業主負担30,470円
本人負担30,470円

 ④雇用保険

雇用保険は公的保険なので、保険料率は一律です。

2,000円の算出方法

計算の基礎となる数字333,333円
保険料率(本人負担)0.6%(6/1000)
保険料率(事業主負担)0.95%(9.5/1000)

雇用保険は賞与総額で計算します。
保険料率も折半ではありません。

本人負担は、333,333円×0.6%=2,000円

事業主負担は、333,333円×0.95%=3,166円
※会社のほうが多く負担してくれます。

 ⑤所得税

前月の給与で税率が決まります。

正確に言うと、前月の給与総額から社会保険料が控除された金額です。
前月給与総額-健康保険-介護保険-厚生年金-雇用保険=計算の基礎となる数字

11,483円の算出方法

例は扶養なしです。
扶養人数によって、税率は変わります。

賞与所得税率給与-社会保険料控除額
0%68,000円 未満
2.042%68,000円 以上 79,000円未満
4.084%(該当!)79,000円 以上 252,000円未満
6.126%252,000円 以上 300,000円未満
8.168%300,000円 以上 334,000円未満
10.210%334,000円 以上 363,000円未満
12.252%363,000円 以上 395,000円未満
14.294%395,000円 以上 426,000円未満
16.336%426,000円 以上 520,000円未満
18.378%520,000円 以上 601,000円未満
41.861%2,621,000円 以上 3,495,000円未満
45.945%3,495,000円以上

例は、前月の給与20万円ですので 税率4.084%に該当します。

計算の基礎となる数字賞与総額-社会保険料控除額
333,333-16,650-3,030-30,470-2,000
281,183
所得税率4.084%

281,183円×4.084%=11,483円

 まとめ

いつからこの計算方法になったのかは不明ですが
令和5年12月時点では、上記の率で合っています。
裏付けとして、全ての率の公表先をリンクしました。

例の会社員の層が厚いのは
所得税からもお察しいただけるのではないでしょうか。

そしてまた、稼ぐ人の税率はとんでもなく高いです。
3,495,000円以上の人の税率45.945%を計算してみると
所得税だけで1,605,777円です。
3,495,000円(社会保険料控除後)-所得税1,605,777円=1,889,223円
手取りは半分以下が予想されます。

このように理解してみると
私は世の中の見方が変わった気がしています。

読んでいただきありがとうございました

高所得者の手取り減は続く

会社員らが加入する厚生年金保険料の上限引き上げについて
厚労省で議論が始まっているそうです。

等級月額報酬月額全額折半(自己負担分)
188,000円~93,000円16,104円8,052円
298,000円93,000~101,000円17,934円8,967円
32650,000円635,000円118,950円59,475円

現在、厚生年金保険料の上限は650,000円

月収が100万円でも200万円でも1,000万円でも自己負担は59,475円なんです。

これを引き上げたいと。

ちなみに、令和2年9月
上限620,000円→650,000円に引き上げられています。

そこまで大きく上がることはなさそうですが
上がるのは時間の問題のように感じますし、ペースも早いような・・

高所得者の受ける社会保険料・所得税控除は、今後一層高まりそうな気配。

お金持ちって大変だなぁと思うのですが
実はそのしわ寄せを庶民が被る可能性があることは考えておくべき。
高所得者は社会の強者。

高所得者だけが負担を強いられるはずもなく
まんべんなく負担は増大するはず。

今年も引き続き社会保険制度を積極的に調べていきたいと思っています。

読んでいただきありがとうございました


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