【横浜美術館】佐藤雅彦展に行ってきました|2時間待っても観たい!考えるを考える、新しい考え方

当ブログへご訪問いただきありがとうございます。

先日、横浜美術館で開催中の
佐藤雅彦展 新しい×(作り方+分かり方)を観に行ってきました。

とても良かったのでご紹介させていただきます。
よろしければ読んでいってください。

目次

佐藤雅彦さんってどんな人?

『だんご3兄弟』や『ピタゴラスイッチ』を作ったことで知られる佐藤雅彦さん
CMや映像作品、教育番組など、幅広い分野で活躍してきたクリエイターです。

「どうすれば人が“考える”ようになるのか」
「どう伝えれば“わかる”のか」
そんなテーマを、ユーモアと独自の視点で表現しています。

東京大学卒業後
電通へ入社(独自の印刷物、展示を手掛ける)
サラリーマンをしながら
デザインの副業をはじめる(雑誌の映画評論など)
電通のクリエイティブ局へ
電通を退職し、個人事業主に
慶應義塾大学教授就任「佐藤研」でアルゴリズム
だんご3兄弟
ピタゴラスイッチ

“考えること”を楽しめる展示

会場に入ると、映像や体験型の作品がたくさん。
ただ観るだけではなく、自分で“考えて気づく”楽しさがありました。

たとえば、形や映像の動きを見ながら「これって何だろう?」と考える時間。
ちょっとした発見が、まるでパズルが解けた瞬間のようでした。

難しそうに見えても、子どもから大人まで夢中になれる内容。
「ピタゴラスイッチ」の世界観が好きな方なら、きっとワクワクするはずです。

トリックのように頭の中は見るだけで精一杯。種明かしされたとき、それがあまりに単純すぎて、考えながら見るんだった!と考えさせられました。

待ち時間に「アマルフィカフェ」でひと休み

6月28日〜11月3日までと期間が長かったのですが
始まってすぐに、チケットを購入した共済から日時指定をするようにと連絡を受けました。

夏休みだから混んでいるんだろうな

と、軽く考えていたのですが
人気がありすぎたんですね。

その理由は、内容の良さが物語っていました



2時間待ちの間に
横浜美術館の向かいにある
マークイズみなとみらい「アマルフィカフェ」でランチをしました。

石窯で焼いたマルゲリータ、スープ、そしてカフェラテ。
どれもシンプルで美味しく、待ち時間があっという間に過ぎました。
目の前が美術館なので、眺めながら過ごせるのもよかったです。

ランチセット(マルゲリータ+スープorサラダ)¥1,400
コーヒーならばセット料金(¥320)でしたが
カフェラテが飲みたかったので単品(¥500)で注文しました。
休日は、好きなものを選びたいんです。

買って良かった!図録

図録というと、おかたいイメージが沸くのですが
この本、全然違いました。

展示会はユーモアで陰のない終始ポップな内容でしたが
図録は違いました。
ブラックユーモアたっぷり(笑)

まるでエッセイのような図録で、おもしろいので毎日読み進め読了しました。YouTubeで「佐藤雅彦CM集」を観ると、さらに楽しく読み進められました。

表表紙と裏表紙は、同じようで違うデザイン。
考え方って自分だけのものだからもっと自由でいいのかもしれない、と自分に対して思いました。

図録というのは、ご本人は亡くなっていて解説されていることが主だと思うのですが、今回の図録は、ご本人が生きていて、ご本人が解説しています。これは、とても価値のあることではないでしょうか。
生きているんです、すごい人が!

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世の中に「関係ない」は、ない

以前、マーケティングの本を読んだとき

私は事務職だけど、参考になるな

と、思ったことがきっかけで
どんなに今の自分と関係なさそうなジャンルでも触れてみることにしています。

リニューアルされた横浜美術館へ行ってみたいのもあり事前購入しました。
一見、子供向け?と思えるような雰囲気がありましたが
それは、子供から大人まで楽しめて学べるという意味だったような気がします。

私は、この年齢でようやく理解ができるようになりましたが
もっと若いうちから理解できていたら世界が違ったんだろうな
とも思います。

これからも、いろいろな世界を観に行きたいです。

読んでいただきありがとうございました。

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