当ブログへご訪問いただきありがとうございます。
最近損切りしたのでそのお話をさせていただこうと思います。
投資では塩漬け、損切りは切っても切れない存在です。
損切りが、なぜ大事なのかも
自分なりに考えてみたいと思います。
日本個別株1銘柄
スカイマークです。
以前ブログでもお話したことがあるのですが
大底だと思って押し目買いしたつもりが、下落は続き
トドメの減配・・・

円安の影響をもろに受け
原油高、人件費高騰・・・
せっかくNISAの非課税枠で買ったのに
初めて入金された配当金は300円。
3,000円入金されるはずだったのに・・・(涙)
再上場して、今度こそは!と思ったのですが私には重すぎて手放しました。
そもそも飛行機乗らないので、ANAだけ持って満足しておけばよかったのです。

インドniftyの投資信託
+5万円くらいがピークで
下がり始めたら、一向に+に戻らなくなりました。
インドに日本企業の工場が建設ラッシュで
Appleも生産拠点にしているので、上がるだろうと思ったんですけどね。
上がってから買ったのもあるかと思います。
投資というのは先読みが大事。遅かったです。

インドインデックスファンドの再投資型でしたが
米国主体のインデックスファンドと比べると違いすぎて
元本割れで売却。
資金を引き上げ次の投資へまわします。
損切りが難しい理由
損切りとは、損失が一定額になった時に株を売って被害を最小限にすること
損を確定させる心理的な痛み
人は得より損を引きずる生きもの。
1,000円の損切りは、10倍の10,000円ほどの損を感じます。
戻るかもしれないという期待
よくあるのが損切りしてから、割とすぐに株価が戻ったり上昇するパターン。
だからこそ戻るかも、戻る!と自分にいい方へ考え踏み切るのに時間がかかります。
過去の高値に縛られるアンカリング効果
戻ると期待するのと同様ですが、高値から暴落した銘柄の多くは仕手株です。

損切りのメリット、デメリット
- メリット
-
資金を有効に回せる、精神的に楽になる
- デメリット
-
一時的に損失が確定する、売った後に株価が上がる可能性

わかっていても中々できないのが損切りです
塩漬けのリスクと有効面
塩漬けとは、含み損を抱えたまま売らずに放置している状態
塩漬けリスク
資金拘束、機会損失、企業リスク
塩漬けが有効なケース
長期投資銘柄(優良株・高配当株)で「時間が味方する」と判断できるケース



注意したいのは
塩漬けして含み損が増えていくこと
どちらかと言えば?



塩漬けして時を待つ
現物投資の場合、損切りに踏み切る猶予は無限です。
損切りしなくても大丈夫です。
プライムの時価総額上位企業は戻る可能性が高い。
株価が下がるということは、株が売られている状態。
企業は時価総額が減少するので、阻止したい。
株を買ってもらう努力(自社株買いをして株価を上げる、縮小、人員整理等)をします。
そうは言っても、私が欲しい銘柄は小型株中心。
時価総額が低いので、株価の戻りは鈍いです。
だからこそ、しっかり調べて買い付けることが大事。


私の塩漬け銘柄
アクシージア
3Dファンデーションを使って虜になってしまいました。
この頃は「これいい!」と思った商品の企業が上場していたら株を買い付けていまして、まさかこんなに下落して買い増しして更に下落するとは夢にも思いませんでした。
500株保有で、12,000円相当の株主優待。
3年以上継続保有したら 24,000円相当へ格上げ。
優待廃止になったら損切りを考えます。それまでは塩漬けです。
とりあえず、優待でマイナスを補えることを願います。10年くらいかかるかな。。
(取得価額の45%程度マイナス中)
広済堂ホールディングス
祖業は印刷会社ですが、東京23区内で火葬場併設の総合斎場を運営しています。品川にある桐ヶ谷斎場も含まれていて、この斎場の巨大さに圧倒されたのと、少子高齢化社会で需要の高まりをと考え保有しています。配当利回りも2%台で決して高くはありませんが、かの桐ヶ谷斎場なので塩漬けです。
(取得価額の12% 程度マイナス中)


塩漬けからプラ転した銘柄
ブリヂストン
ずっと欲しかったんです。なのに買い付けてすぐ下落。よくSNSでオススメされている銘柄ですが、私は何度も損切りを考えました。いくらで買うかは株を買う上で超重要です。一年以上は塩漬けしました。ただ、この銘柄に関しては株価も高いけど、配当金も高いんです。
もう一点は、自家用車のタイヤです。ブリヂストンのタイヤは高級。見た目もカッコイイんです。億り人を目指していませんので買いました。我が家は国産車に高級なタイヤをつけていますが、高級外車もブリヂストンのプレミアムタイヤをはかせているのを見かけます。高級高品質=高利益に繋がると考え待ちました。企業は増配し、いまは含み益です。


物語コーポレーション
分割してグイグイ株価が上がり、波に乗れずに待っていたら下落したので買付。残念ながら下落が続くわけです。買ったら下がる、あるあるです。えー、とショックの毎日でしたが、ここは100株以上の上限下限なしの優待付与。この会社は若い会社(働く人も)で、配膳ロボットもいち早く取り入れたり、新しいことに積極的。優待を使って半年に一度焼肉きんぐでお腹いっぱい焼肉を食べるのが楽しみで、塩漬けしていました。値上げしても客足が減らなかったことが評価され、いまは含み益です。


実践的な対策
損切り、塩漬けを増やさないための対策です。
割と実践されている方が多くて感心します。
あらかじめ「損切りライン」を決めておく
取得価額の20%を下回ったら売却する設定まで先にしている方もいます。
逆に、20%を上回ったら利益確定させる方も。
ポートフォリオの管理徹底
ほったらかしてポートフォリオを確認しないのは、ほったらかし投資とは言えず。
真のほったらかし投資とは、ポートフォリオを確認した上で何もしないこと。
投資で「動かない」ことは、投資を知れば知るほど難しいのです。
感情的にならずルールに従う習慣づけ
これがとても難しい。わかっていても難しい。あらかじめ設定できるにもかかわらず、待つ選択肢があるから設定する手がすすまない。損切りの苦痛を免れたいので私は出来ません・・これがまさに感情ですね。


まとめ
損切りは「負け」ではなく、資金を守るための大切な手段です。
塩漬けは「いつか戻るだろう」という心理が招くもので、結果的に大きな機会損失につながる可能性があります。
とはいえ、長期投資で企業の成長を信じて「持ち続ける」という判断が有効な場合もあります。



重要なのは、感情ではなくルールで判断すること
投資を健全で長く続けられるものにするために
これからも経験と学びに励みます。
読んでいただきありがとうございました
