住宅ローン・世の中の流れに抗った私の返済方法

我が家は2006年に住宅ローンを組み、2020年に完済しました。
住宅ローンは、とてもきれいな言葉ですが「借金」です。

家族構成や状況により完済は大変難しい道でもあります。
ただ、出来そうな方は是非早めに完済するといいと思います。

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住宅取得控除

住宅ローンと言えば、まず思い浮かぶ方が多いのではないでしょうか。

私もその一人でした。
住宅ローン残高の1%が10年間年末調整で還付されました。
(2019年の増税に伴い現在では残高0.7%が13年間に変わっています)

といっても、還付されるのは納めた所得税と住民税からなので
ローン残高が3,000万円ならば30万円が上限。
ですが、自分の納めた税金が26万円ならば26万円しか還付されません。

所得税・住民税で税金が還付されていると思いがちですが
実はしっかり毎月払っているローン返済利息も税金なのです。
次に出てくる固定資産税も・・

繰上返済を住宅取得控除が終わってからにするか迷いました。
低金利よりも、借金残高を減らすことを選びました。

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固定資産税

毎年4月に納付書が届く地方税です。
期日までに納めないと延滞税が発生します。

住宅取得控除は年末調整に還付されるので
4~5か月先に用意しないといけません。

特に住宅を買ったばかりの頃は入り用が多く
出費しますので、忘れた頃に届くこの税金が
時期を計算されているのではないかとさえ思えました。

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元金均等返済を利用

100人に1~2人しか組まないと言われている返済です。
残りの98人の方は、元利均等返済です。

その名の通り元金が均等に減っていく返済方法です。
総支払額は元金均等返済の方が少ないですが、大きな差はありません。
銀行は「元利均等返済」を勧めます。
永く返済する方法だからです。

我が家も当初は元利を選びましたが、元金に変更しました。
その際、銀行からとても嫌な電話対応をされました。
銀行が嫌う返済方法は、我が家にとっては良い方法なのでは?
とどんなにネガティブなことを言われても押し通しました。

繰上返済を考えている方は、元金がオススメ。
元金の減りが早いから。

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特典をやたら付けてくる

①保険
我が家の時も夫に「7大疾病」、私に「女性特有」を勧められました。
断ったら「本当に付けなくていいんですか?契約する今しかこんなに安い金額で入れませんよ」とまで言ってくるのですから困りものです。
これは特典でも何でもなく、すべて銀行側の利益のためのものです。

②時間外手数料無料
この特典は便利でしたが
現状、手数料はまだ払ったことがありませんし、発生したとしても利息に比べたら全くもって大したことありません。

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手続きはネット

どんなに難しくてもネットがお得です。
窓口で人を介すと、安心です。
が、その人への手数料が発生し、その額は2万円だったりもします。
自分の理解度もネットの方が当然高いです。
わからなかったら問い合わせに電話すればいいのです。

「低金利なのだから繰上返済などせずにローンは残して現金で投資して増やしましょう」という流説が多いです。私は住宅ローンがなくなってから投資をする踏ん切りがついたので、もし完済していなかったら今も投資はしていませんでした。

まとめ
私は異常なまでに借金を嫌うようで、購入当初から繰上返済を考えていました。
諸費用や頭金、繰上返済で放出した貯金は働いて補充しました。何年この金額で貯金すれば何年後に戻る・・・と計算していました。
家を買うのは大きなライフイベント。せっかくならば必要最小限に出費を抑えて素敵な家生活を

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