
こんばんは。
森永卓郎さんの本を一気読みしています。
表題でご紹介している「投資依存症」の他に
「書いてはいけない」
「官僚生態図鑑」も読了済みです。
あえて「投資依存症」を選んだのは
自分が心配になったからです。
ネタバレしない程度の感想をお話したいと思います。
バブルについて
とにかくバブル崩壊について強く触れています。
日経平均株価が4万円を突破し(今は3万円台ですが)
国の「貯蓄より投資を」に警鐘を鳴らしていました。
桐野夏生さん著
「真珠とダイヤモンド」を参考に考えました。
この本は日本のバブルが弾けた1991年から1993年の
証券会社を背景にした本でした。
問題は、NTT株が一株300万円なのに
もっと上がると思って買った人がいっぱいいたということ。
バブル崩壊というのは、実態のないものが上がると過信され
いっぱい買われ、それが怖くなって売られ始めたら止まらなくなって下落する。
そんな感じでしょうか。
レバレッジ
レバレッジというのは
少ない資金で大きな取引を行う仕組みで
要は、借金だと私は思っています。
儲かる時は儲かるけど
損も倍増。
借金が嫌いな人は、やらないかと。
信託報酬(手数料)
投資信託には、必ず信託報酬という手数料が掛かります。
この手数料で、投資信託を売っている人たちは
莫大な報酬を手にいれるそうです。
そして、目論見書通りの運用をするので
日経平均に連動している投資信託でしたら
日経平均が下がれば、その投資信託も下がる。
投資家は損をするけど、信託報酬は下がらない。
これは大変役に立ちました。
名著「敗者のゲーム」
何度も改訂版で現代に寄り添ってくれる名著。
この本のことを無性に思い出しました。
信託報酬の低いインデックスファンドで長期積立投資。
日本株も大好きですが
私は毎月NISAとイデコでインデックスファンドを購入しています。
この本では、このことの重要性を語ってくれていました。
SNS型投資詐欺
この詐欺についても、多く触れられていました。
被害に遭われている方が多くて心が痛みます。
私も投資をしていなかったら
同じ被害に遭う確率は高かったはずです。
お金の話は、タブー視されがちですが
しっかり理解しておくのがベターです。
知っているか、知らないかで差がついてしまう気がしています。
読んでいただきありがとうございました