金利について・生活への影響を考える

こんにちは。

最近、金利が上がり預金利息に期待が持てるようになってきました。
しかし、金利は預金利息だけではありません。
預金利息よりも上がってしまうのが
借入金の利息です。

先日三菱UFJ銀行の金利を記事にしましたが
上昇幅は少ないものの、短期間で高まっています。

こういう時、住宅ローンの変動金利が第一に考えられがちですが
私は企業や投資家の借入金返済の方が影響するのではないかと。

お金を増やす一つの方法に
借金をして投資をし、収益を上げる、というものがあります。
金利が低いとき収益は上がりますが
金利が上がってしまうと、支出が増えますので収益は減ります。

株で言うと「有利子負債率」の高い企業は
利息が支出増となりますので、利益が減ってしまいます。

利益を確保するために、値上げをせざるを得なくなり
該当企業が私たちの生活に直結する商品を売っている場合
消費者がお金を支払う流れになります。

あとは、残念ながらリストラに踏み切る企業も出てくるかと。
賃上げという流れができているようで
実は働き人にとっては深刻な状況かもしれません。

借入金をして投資をしている方は
余剰資金が減るので、消費に影響する可能性も。

賃金が上がっていれば問題ないのですが
日本の最大の問題は賃金が停滞していること。
あんなに売り切れていたお米も
価格が上がると、残っています。

安いものが売れるので、売る側も値上げに踏み切れない。
賃上げが厳しくなる。
そして、安いものは病気を引き起こす原因にも。
医療費が上がり社会保険確保の負担増に繋がるかもしれません。

今後も引き続き考えていきたいと思います。

読んでいただきありがとうございました

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