iDeCoで資産形成できるのか?実績から見えたこと・備えあれば憂いなし

こんにちは。

私は個人型確定拠出年金のiDeCo (イデコ)を2021年から運用しています。
4年間を振り返りたいと思います。

目次

開始年齢44歳

これが早いのか遅いのかは本人次第で
個人的には、45歳になる前に始められたことは良かったと思っています。

投資は若いうちからが良いと言われていますが
投資ができる余裕が生まれるのは中高年ではないでしょうか。

余剰資金で運用するものなので
自分のタイミングで!

運用状況

楽天証券で
「楽天・全米株式インデックス・ファンド」一択
毎月23,000円を積立運用しています。

運用利回りは16%
評価益は42.3%
※最初の2年間はほとんど増えていません
2025年5月30日現在です。市場の動きで日々変化します。

昨年(2024年)は爆発的に上がって喜んでいましたが
今年(2025年)はトランプ関税ショックで下がったので
そんなもんだよね、と現実に戻りました。

もういつだったか思い出せませんが
含み損の時期もありました。

iDeCoとNISA積立は
ほったらかし投資です

独身会社員に優しい税控除

扶養がいない独身会社員なので
基本税率で所得に応じた税額を納めています。

なので、所得から納付額(276,000円)を控除していただけると
必然的に所得が減る計算をしてもらえるので
所得税と住民税の節税になっています。

地味ですが、確定申告で戻せるし
月々の住民税が減るので、手取りが増えています。

私が先に始めて良いとわかったので
夫に勧め、いまでは夫婦でiDeCoを運用しています。

会社員の投資の入り口に最適

だと、私は思います。

それは、私がそうだったからです。

住宅ローンを早めに完済できたので
次は「資産運用」でした。
ただ、あまりに知識がなかったので
仕事と同じく実践!ということでまずiDeCoを始めました。

YouTube動画を毎日何時間も視聴して
本当に参考になりそうな動画のおすすめ商品にしました

iDeCoの注意点

イデコは万能ではないので、以下の点にも注意しましょう。

1. 60歳まで引き出せない
  • iDeCoの最大の特徴であり、注意点でもあります。
  • 途中でお金が必要になっても原則として解約・引き出し不可
  • 老後資金としての“長期固定”を理解して始める必要があります。
2. 投資による元本割れリスク
  • 元本保証型(定期預金・保険)もありますが、多くの人は投資信託で運用。
  • 市場の動き次第で損失が出ることもある
  • 「増える前提」ではなく、リスク許容度に合わせた商品選びが大切。
3. 手数料がかかる
  • 口座開設時・毎月の口座管理・信託報酬など、運用コストに注意。
  • 金額は数十円〜200円程度でも、長期では大きな差になる。
  • 証券会社ごとの比較も重要(楽天証券、SBI証券などは低コストで人気)。
4. 節税メリットは所得によって異なる
  • 掛金全額が所得控除対象になるが、所得が少ない人は節税効果が小さい
  • 主婦やパートで非課税ならメリットが薄い
5. 転職・退職時の手続きが面倒
  • 転職・失業時に自分で運用を継続するための切り替え手続きが必要
  • 放置すると「自動移換」され、運用停止+手数料発生の恐れ。

備えあれば憂いなし

備えあれば憂いなしとは
「事前にしっかり準備しておけば、いざというときに困らない」
という人生の教訓のようなことわざです。

イデコは長期の資産形成にとても有効な制度ですが、注意点もしっかり理解しておくことが大切です。
将来に向けた備えとして、無理なくコツコツ続けて
小さな一歩が、将来の大きな安心につながるはずだと私は信じています。

読んでいただきありがとうございました

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