読書『わが投資術』伝説のサラリーマン投資家・清原達郎

本日もお疲れ様です。

時間が有り余っていたので読書しました。

投資ノウハウを伝授いただけるとのことでしたが
伝えてくれることが高度すぎる箇所でつまづいていました。

が、時間がたっぷりあると読めるんですね。

投資の本なのに、ブラックユーモアが満載で
何度も声をだして笑っていました。

目次

清原達郎さんとは

1981年 東京大学卒業

野村證券入社後、スタンフォード大学でMBA取得

その後、外資証券へ転職し

1998年 タワー投資顧問で基幹ファンド「タワーK1ファンド」をローンチ

2023年 タワーK1ファンド 終了

本書ではK1ファンドでの出来事・経験が余すことなく記載されています。

株式投資は「失敗からどれだけ学んだか」だけ

これ基本ですよね。

ファンドマネージャーは、相場が悪い日も売買をしないといけませんが
個人投資家は、そんなことする必要ないんです。

なのに、うまくいってる時って売買したくなっちゃって
失敗する。

その失敗を私は最近全然復習しなくなっていました。

才能に見えるのは、陰の努力なんですよね・・・

日経でも、ダイヤモンドでもなく、週刊○○○

私はU-NEXTの雑誌読み放題を読み倒しているのですが

まさかの「週刊ポスト」で清原さんの投資コラムを発見。

ビジネス系の雑誌ではなく、大衆雑誌でした。

そのコラムの中でも、投資術を存分に披露してくれていました。

詐欺に引っかかるときは・・・

自分が聞きたくない情報や
確度の低い不正確な情報が自分にとって重要。

なのに、突き進んでしまったときが詐欺なのかもしれません。

投資では、大損したときに全く学ばないことですかね。

「自己責任」は、投資をする上で意識している言葉です。

手数料について

どんなにスコアが優秀でも、手数料が高ければ儲けは減ります。

本書でも手数料には注意が必要とあります。

私は、投資信託に関しては1%以上の信託報酬をとるファンドには投資しません。

インデックスファンドにしか投資していないと言うことですね。

日本の個別銘柄に関しては、ネット証券だと売買手数料が0円になったので
利益が出た時の税金だけで済みます。

細かくお話しするとNISAだと税金すらかからないのですが
売るのがまだ先なので、しばらく発生しません。

個人投資家の強み

ファンドは、割安小型株を一気に買えないとありました。

私のような100株単元買いする人は、
目立たず放置されている優良株を買うことができるんだそうです。

優良株を見つけたと思っても
すぐに上がってくれることはないし、見落としている材料は山ほどあるしで
素人は素人で「あれ?」となるんですけどね。

数字が大事

いろんな投資術を披露していただきました。

やっぱり決算書の数字って大事なんだなぁと改めて感じました。

決算短信の一ページ目で大体わかる とは言われていますが
私には、とっても成長しているように見えても
アナリスト予想を下回ったからと言うことで
株価は下落。

今までの株価は織り込み済みだった、と言われても
いまだにピンときません。

清原さんの披露してくださったネットキャッシュ比率の計算式だけは
ノートに買いておきました。

予想できないから株式市場は成立するわけで
予想できたらインサイダーになってしまうしで
投資って、大人の学びにもってこいなんだと思います。

読んでいただきありがとうございました

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