クリエイト・レストランツの株主優待を使ってみた|はしや・かごの屋の食事体験と800株の利回り

「株主優待で、おいしい食事を楽しみたい」

そんな気持ちから保有しているのが、クリエイト・レストランツ・ホールディングス(3387)、通称「クリレス」です。

優待銘柄として人気があり、利用できるお店も多いので、いろいろな食事を楽しめそうだと思いました。

現在は新NISAで800株を保有しています。これまでに受け取った優待は2回、合計12,000円分です。

今回は、そごう横浜店の「はしや」と「かごの屋 立場店」で利用した感想、アプリの使い勝手、株価と利回り、最新決算から見た業績についてまとめます。

※情報は2026年10月24日時点。株価は10月23日の終値、業績は10月14日公表の2027年2月期中間決算と、10月15日の決算説明会資料を基にしています。

目次

クリレスの株主優待を2回受け取りました

私が実際に受け取った優待は、次のとおりです。

権利確定時期受け取った優待額
2025年8月末分4,000円分
2026年2月末分8,000円分
合計12,000円分
2025年8月期優待券

株主優待アプリを利用することで、優待券がなくても優待を受けられるようにしています。

2026年2月期 優待券

楽天モバイルの電波が悪くて、アプリ画面がなかなか表示されず
ヒヤヒヤする場面も・・・

現在、800株保有で年間16,000円分

現在の制度では、800株の通常優待は、1回8,000円分を年2回、年間16,000円分です。

権利確定時期贈呈時期の目安有効期限
2月末5月中旬頃同年11月末
8月末11月中旬頃翌年5月末

長期保有制度|800株以上で年間4,000円分を追加

800株以上を1年以上継続保有し、同じ株主番号で株主名簿に連続3回以上記録されるなどの条件を満たすと、1回2,000円分の追加優待があります。

この条件に該当する800株保有者は、通常優待と合わせて年間20,000円分になります。

800株保有の場合1回の優待額年間優待額
通常優待8,000円分16,000円分
長期保有条件を満たす場合10,000円分20,000円分

※長期保有分は条件に該当する場合の金額で、私自身の受取実績を示すものではありません。貸株などで株主番号が変わった場合や、判定対象の基準日に800株を下回った場合は、対象外になることがあります。

出典:公式・株主優待制度のご案内

はしや そごう横浜店|羽釜ご飯がおいしく、また行きたいお店

優待を使って2回訪れたのが、そごう横浜店10階の「はしや」です。

最初は2025年12月、2回目は2026年10月。どちらも「花かご御膳」を注文しました。

優待があるからこそ、豪華な花かご御膳を選べる

利用したときのメニューでは、花かご御膳が一番高く、一番豪華な御膳でした。

優待があるからこそ、こうした食事を選べるのがうれしいところです。

2025年8月優待利用 はしや

はしやで特に気に入っているのは、羽釜で炊くご飯です。

一人に一つずつ羽釜が用意され、注文後に炊くため、私が利用した際は炊き上がりまで最低15分かかりました。時間に余裕を持って、ゆっくり食事を楽しみたいお店です。

同じ御膳でも、季節の一品が変わる

花かご御膳は、季節の一品が変わります。

2025年12月に訪れたときは土瓶蒸しが付いていて、これがとてもよかったです。

2026年10月は、とろろと舞茸、魚の入った茶碗蒸しでした。魚の種類は正確に覚えていないため、ここでは記載を控えます。

2026年2月優待利用 はしや

好みを比べると、私は初回の土瓶蒸しのほうが好きでした。同じ御膳でも、季節によって違う料理を楽しめるのは再訪の楽しみになります。

花かご御膳はデザート付き

写真のデザートは、別注文ではなく花かご御膳に含まれていたものです。

2025年8月優待利用 はしや デザート
2026年2月優待利用 はしや デザート

料理だけでなく、デザートまで付いた御膳として楽しめました。

デザートは全く同じでした

あえて、そごう横浜店を選ぶ理由

私は招待制のゴールドカードを保有していて、この店舗でのカード払いはポイント還元率が高いため、あえてそごう横浜店を利用しています。

株主優待を使い、優待で足りない差額をクレジットカードで支払う、という使い方です。

横浜駅周辺にはほかにも食事の選択肢がありますが、私は落ち着いて食事ができ、ご飯もおいしいはしやが気に入っています。今後も優待を使って訪れたいお店です。

※カードの還元条件は、カードの種類や対象店舗などによって異なります。

かごの屋 立場店|ゆったりした席と丁寧な接客が好印象

2026年春には、「かごの屋 立場店」でも優待を使いました。
注文したのは「黒毛和牛土鍋すきやき定食」。当時は花かご膳とのセットになっていました。

2026年2月優待利用 かごの屋

※写真と料理内容は利用当時のものです。現在のメニューとは異なる場合があります。

窓際の席で、家族とゆっくり食事

案内されたのは、窓際の掘りごたつ風の席。とてもゆったりしていました。

注文はタッチパネルのほか、ボタンでスタッフを呼んでお願いする方法もあり、年配の方にも配慮されていると感じました。

スタッフの対応もしっかりしていて、料理が出るまでにどのくらい時間がかかるか、説明してくれたのもよかったです。

さらに、家族がそろって食べられるように、御膳を同時に配膳してくれました。こうした気配りは、食事全体の満足感につながります。

車での外食に利用しやすい

立場店には駐車場があり、車で外食するときに利用しやすいお店でした。

私には、かごの屋は郊外のお店が目立つ印象があり、車で出かけるときの選択肢になります。

料理もおいしかったですが、味の好みで比べると、私ははしやのほうが好きです。一方、立場店の席のゆったり感や丁寧な接客は、とても印象に残りました。

優待アプリは、残高確認と持ち忘れ防止に便利

私は紙の優待券をアプリに登録して使っています。

2026年2月末分の8,000円は、まずかごの屋で使い、残りをはしやで利用しました。残高を使ったうえで不足した差額は、クレジットカード払いにしています。

便利だと感じたのは、次の3点です。

  • 優待残高をアプリで確認できる。
  • 端数の残高まで使える。
  • 普段持ち歩くスマホで使うため、紙の優待券を忘れずに済む。

「優待券はあるのに、家に置いてきてしまった」という失敗を防げるのは、私にとって大きな利点です。

なお、現在の優待は電子チケット方式で、紙のままでも利用できます。端数まで使えることは、アプリだけの特典ではありません。

出典:公式・株主優待制度のご案内

現在の株価と配当・株主優待・総合利回り

2026年10月23日の終値798円を基準に、800株保有の場合を計算しました。
私の実際の取得価格ではなく、この株価で購入した場合の参考値です。

項目800株保有の場合
基準株価798円
株価から計算した購入額638,400円
年間1株配当・会社予想5円
年間配当額・税引前4,000円
年間通常優待額16,000円分
配当利回り約0.63%
優待利回り約2.51%
配当+優待の総合利回り約3.13%

計算式は次のとおりです。

  • 購入額:798円 × 800株 = 638,400円
  • 配当利回り:4,000円 ÷ 638,400円 × 100 ≒ 0.63%
  • 優待利回り:16,000円 ÷ 638,400円 × 100 ≒ 2.51%
  • 総合利回り:20,000円 ÷ 638,400円 × 100 ≒ 3.13%

長期保有の追加優待に該当し、年間優待額が20,000円分となる場合は、優待利回りが約3.13%、配当と合わせた総合利回りが約3.76%になります。

※優待は額面どおり全額使う前提です。配当は会社予想・税引前で、売買手数料と株価の値上がり・値下がりは含みません。総合利回りは丸める前の数値で計算しています。

出典:Yahoo!ファイナンス・株価情報、公式・配当について、公式・株主優待制度

優待の魅力と、株価の割安さは分けて考える

同日時点の予想PERは約60.4倍、実績PBRは約7.19倍です。利益や純資産に対する倍率から見ると、典型的なバリュー株とは言いにくいと考えています。

PERは、株価を1株当たりの予想利益で割った指標です。予想1株利益13.22円に対し、株価798円なので、約60.4倍となります。

優待が魅力的だからといって、株価が割安とは限りません。

私がこの株を保有している一番の理由は、優待で食事を楽しみたいからです。現在は売らずに持ち続けたい株として、新NISAで800株を保有しています。

低配当の優待株に非課税(新NISA)枠を使うのって、資産は増えないのが現実的なのは分かっているのですが、内需株の可能性を期待してしまうんです。

最新決算と今後の見通し|中間期は増収減益、下期の回復に注目

優待を楽しむだけでなく、保有を続けるうえでは業績も確認しておきたいところです。

2026年10月14日に発表された、2027年2月期中間決算を確認しました。
対象期間は2026年3月から8月までの6か月間です。

売上は増えたものの、営業利益は16.6%減

指標前年中間期今回の中間期前年同期比
売上収益832.04億円860.91億円+3.5%
営業利益49.40億円41.21億円−16.6%
親会社株主に帰属する利益31.95億円26.97億円−15.6%

ベーカリーや麺類のブランドが好調を維持し、大阪の洋食店「ロン」や北米の「Hazelwood」がグループに加わったことも、売上を押し上げています。

一方、会社の説明では、6〜8月の悪天候が、郊外のロードサイド店舗を中心とするかごの屋や、路面店中心の磯丸水産に影響しました。合併関連などの一時費用約3億円も、利益を押し下げた要因です。

ただし、調整後EBITDAという、一時費用などを調整した指標も前年同期比7.0%減でした。一時費用だけでなく、店舗の集客や採算の改善も確認したい決算です。

かごの屋は、本格和食店への改革を進めている

私自身、かごの屋 立場店では、ゆったりした席と丁寧な接客が印象に残りました。

会社としては、従来の食べ放題中心から本格和食店への転換を進めている段階とのこと。食材と作業にかかるコストのバランスを見直しながら、商品の価値を高める方針が説明されています。

お店を利用して感じた満足感と、事業として利益が出ているかは別の話です。お気に入りのお店を楽しみつつ、会社全体の業績も見ていきたいと思います。

通期予想は据え置き。ただし、達成には下期の回復が必要

会社は、中間期の減益を受けても年間の業績予想を変更していません。

指標2026年2月期実績2027年2月期会社予想
売上収益1,654.49億円1,710億円
営業利益79.44億円90億円
親会社株主に帰属する利益46.77億円57億円
年間1株配当・分割調整後4.50円5円

予想を据え置いた理由として、会社は、買収した3事業が下期を通じて業績に貢献が本格化すること、上期の一時費用が解消すること、合併に伴う本社経費の削減を挙げています。

買収した3事業とは
・グリル店「ロン」
・米レストラン「Hazelwood」
・ラーメン「小池グループ」

ただし、営業利益90億円を達成するには、下期に48.79億円が必要です。

90億円 − 中間期41.21億円 = 下期に必要な営業利益48.79億円

前期の下期営業利益は約30.04億円なので、今期の下期には約62.4%の増益が必要となる計算です。金額は決算短信の百万円単位の数値から計算しています。

これは会社が別途発表した下期予想ではなく、通期予想から逆算した数字です。「予想を据え置いたから安心」と判断せず、下期の回復を確認したいと思います。

過去3期を振り返ると、売上は拡大している

決算期売上収益営業利益
2024年2月期・実績1,457.59億円70.75億円
2025年2月期・実績1,563.54億円85.04億円
2026年2月期・実績1,654.49億円79.44億円
2027年2月期・会社予想1,710億円90億円

売上は拡大していますが、利益は毎年増えているわけではありません。過去3期とも、各通期決算資料に記載された営業利益予想には届きませんでした。ただし、減損損失などの影響もあり、未達の理由は年度によって異なります。

今回の中間決算を踏まえると、私は「成長への取り組みは続いているものの、足元の利益回復はまだ確認が必要」と受け止めています。

配当予想は維持。優待の使えるお店も拡充予定

年間配当予想は1株5円で変更ありません。

また、会社は2026年11月から「小池グループ」の10店舗を優待対象に追加する予定と説明しています。新しいお店が増えることは、優待を使う側として楽しみです。

ただ、私が今後も利用したいのは、やはり落ち着いて食事ができるはしや。店舗数の多さに加えて、自分が通いたいお店で使えることを大切にしています。

出典:公式IRライブラリ掲載の2027年2月期中間決算短信(2026年10月14日)、中間決算説明会資料(2026年10月15日)、過去3期の通期決算補足説明資料。

まとめ|好きなお店で、少し豪華な食事を楽しむ優待

クリレスの優待を2回受け取り、はしやとかごの屋で食事を楽しみました。

かごの屋 立場店は、ゆったりした席と丁寧な接客が好印象。はしや そごう横浜店は、羽釜で炊くご飯がおいしく、落ち着いて食事ができるので、今後も利用したいお店です。

特に、普段より豪華な花かご御膳を選べることは、私にとって優待を持つ楽しみになっています。

株価の割安さや業績は別に確認する必要がありますが、好きなお店で実際に使えることが、この優待の魅力だと感じています。

これからも業績を確認しながら、優待で食事を楽しんでいきたいと思います。

クリレスの株主優待や利用店舗を検討されている方の参考になりましたら幸いです。

※本記事は個人の保有・利用体験を紹介するもので、特定銘柄の購入を推奨するものではありません。優待制度、対象店舗、メニュー、配当予想は変更される場合があります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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